上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top

 最近100円ショップに行くと、つい何か電子工作に使えるものがないか、という目で商品をみてしまいます。今回目に止まったのが、下のアロマオイルというもの。。。のケースです。



 並四コイルを思わせる形状と大きさ、しかもスライド機構付き、ということで、これにコイルを巻いて、ミュー同調方式(※コイルへの磁気コアの抜差しで同調周波数を調整する方式)のラジオを作ってやることにしました。



U_1  U_2



左がそのアロマオイル、ケース外形はΦ35mm x 長さ70mmほどです。



右が開けたところ、本体(アロマオイルの小瓶)は使いません。




  



まず、蓋側のケースにコイルを巻きます。0.3mmホルマル線を60回巻きました。



U_3_2  U_5



インダクタンス計で測るとこのコイルのインダクタンスは90uHと分かりました。(写真上右)



 



 コイルに100pFのコンデンサを仮付けしてディップメータで共振周波数を測ります。



U_6  1.5MHzと出ました。



ここで共振周波数を求める式 F = 1/(2π*(LC)^0.5)を使って寄生容量を求めます。



C = C0 + Cx (C0=100pF、Cx=寄生容量)として式を展開すると、



Cx = ((1/2πF)^0.5)/L - C0 となり、上の値を当てはめるとCx=25pFと出ました。



(※結構でかい。ほんとかな ?)



 



次に、ケース本体にバーアンテナのコアを取り付けます。ジャンク箱にあったものを入れて梱包材で抑えつけました。



U_4  事前に試したところ、コイルの中心にあるよりも、コイルに内接するくらいの方が効果が大きいので、上の写真のように配置しました。



 



コイルとコアを組み合わせて再びインダクタンスを測ります。



U_8  最小(コアをぎりぎりまで抜いた状態)で100uH、最大(コアを一杯に差し込んだ状態)で200uHと出ました。



 



その値を元に周波数計算を行うと、150pFの固定コンデンサを付けた場合に受信周波数が850~1200KHzになります。通常のAMの帯域が530~1500KHzくらいなので、その半分しかありませんが、まあ良しとします 。



U_1  ← 回路図はこの通り。



(画像クリックで大きい図が開きます。)





で、できたものが下の通り。



U_9  蓋の差し込み具合で同調周波数を調整します。



バリコンがないためか、紙ケースのためかなんか素朴な感じがします。



 



聞いてみて:



 1000Khz近辺のローカル2局を受信できました。感度もまあまあです。



 しかし、分離は良くありません。2局のうち弱い方の局に強い方の局がかなり混信します。



 周波数範囲の狭いのも含めて、コイルの内径に比べてコアが少ないのがいけないのかな、と思います。



 まあ、今回はケース有りきでやってしまいましたし、初めてミュー同調を作って確認ができたということで無理やり良しとします 。



 



以上



 





にほんブログ村 その他趣味ブログ 電子<br /><br />工<br /><br />作へ
にほんブログ村 ←記事が面白かったらクリックしてやってください。





2010.04.23 Fri l 100円ショップ工作 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://diyelec.blog.fc2.com/tb.php/82-592a9a46
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。